はじめに
今回が第3回目となる「ニート王への道」です。
簡単に言うと外出自粛になっているこの期間を利用して良い習慣を身につけちゃおう!って企画です。
第1回目はスクワット・第2回目は腕立てをお題にしました。
下記にリンクを貼ってあるので詳しくはクリック!
第3回目の今日は
瞑想
で行きたいと思います。
いきなり宗教っぽくなったぞと感じる人が多いと思いますのでなぜ瞑想が重要なのかをまずはサクッと解説しようかと。
今この瞬間
僕はとくに宗教的なことはわからんのですが、近年科学の世界で言われている瞑想の主な目的は「今この瞬間」に意識を集中させることにあります。
大体人間をはじめすべての動物はもともとその日暮らしの狩猟採集生活だったわけで恐怖や不安は獣などの目に見えているものがほとんど。
今日のようにメールなどの事務作業や家賃、クレジットカードの支払いなど実体の見えない漠然とした不安はまずなかった。
主にこの種の不安は農耕が始まったあたりから生まれたものだと推測できるのですがそれを踏まえても現代の私たちの生活にはこのような不安が多すぎる。
『アフリカの宗教と哲学』によるとアフリカ人の伝統的な観念においては未来というものはまだ起こってもいないことなので時間を構成し得ないのだそう。
また狩猟採集民の時間感覚は「今」がメインとなっている。
だから上で挙げたような現代人の多くに当てはまる漠然とした不安を感じないのです。
瞑想はこのような無駄な不安や思考にとらわれるのをできる限り防ぐ訓練だと捉えてください。

瞑想がよいとは言われてたけど今まではちょっと毛嫌いしてたんだよね。
カルトやスピリチュアルみたいなものじゃなくて科学的に効果があるって言われてるから抵抗もあまり感じないな。

瞑想のメリット
以上の理由から瞑想をすると得られるメリットは以下のようなものがあります。
- 集中力アップ
- ストレス対策
- 幸福度アップ
- ストレス対策
無駄な思考にとらわれずに今やっていることに集中でき、不安が少なくなり、何も考えずに家族との時間など自分の大切なことを心から楽しめるので幸福度も上がるって仕組みです。
瞑想の研究は始まってまだあまり時間がたっていないので不明確な点があるにはあるらしいのですがやってマイナスになることはまずありません。
これを機に瞑想をはじめてみましょう!
やり方
それでは前置きが長くなりましたがやり方を説明します。
- 胡坐、座禅を組む、もしくはイスに深く腰掛け背筋を伸ばす。
- 鼻からおよそ4秒かけて息を吸い、口から8秒かけて息を吐く
- 呼吸に意識を向ける(今呼吸が荒くなったなぁとか、結構長く息が続いたなぁとか)
- 呼吸から意識がそれたら(瞑想まだ終わんないのかな、お腹すいたな等)ゆっくり呼吸に意識を戻す。
注意点
呼吸の時間は吸う時間に対して吐く時間を2倍にすることを意識してください。息が続かないようならできる無理せず自分に合った長さにしてください。

よく無意識になれって聞くんだけど全然できないんだよなぁ・・・
実際のところ無意識になる必要はないんだよ(むしろできない・・・)

意識がそれたら、それた思考を排除しようとするのではなくその感情という雲が流れていくようなイメージで自然となくなるのを待つ。(これはストレス感情に対処するときにも役立ちます)
最後に
やり始めのころはいろんな思考が頭に浮かんでくるのが普通です。
(自分も数か月続けていますが雑念はたくさん出てくるのでw)
しかし重要なのは自然と思い浮かぶ事柄に気づくこと(これをメタ認知と呼びます)です。
瞑想によって自分の思考を客観視できるようになると何かの作業中に気を取られてもすぐ気づくことができ軌道修正も早くなります。
時間に関しては慣れないうちは5分でもOK。慣れてきたら続けられる時間で15~30分を目安に取り組んでみてください。
瞑想に関しては『世界のエリートがやっている 最高の休息法――「脳科学×瞑想」で集中力が高まる』という本が小説ベースで説明されていて入門書としてはとても良いので気になる方はそちらもチェックしてみてください。
どうぞ良しなに~